LOADING...
2017.08.06
東京都 / 日本

東京都住宅供給公社が昭和26年に建てた4階建てアパート「中野駅前住宅」は今年で築66年。 戦後の復興を象徴するモダンな住宅として当時は随分注目を集めたらしいです。

おそらくこれまで何人もの学生に敷地として選ばれ、様々な提案がなされてきただろうと思います。現在住宅自体はまだ現存していますが、その周辺が2014年に中野区がまとめた「中野駅南口まちづくり方針」に基づき開発が進んでいます。

 

 

敷地のポイント

①現在中野駅前住宅の南側の敷地が大きく開発されています。地下一階、地上14階建ての共同住宅・子育て支援施設になるようです。漠然としていた駅前開発が進み始めました。機能を活かした計画ができそうです。また開発中の敷地は中野駅前住宅よりも地盤が2層程度下がっており、高低差を活かした提案ができそうです。

 

②中野駅前住宅は全部で7棟からなる団地です。棟間は緑地と駐車場になっています。現在その一部が公共の駐輪場として活用されています。立ち退きが進んでいる??とはいえ未だに住宅に住んでいる方々がいるのにもかかわらず、不特定多数の人が団地に出入りしている環境はちょっと不思議です。公共だからこそできる再開発へのプロセスを計画に盛り込んだ提案も面白そうです。

 

③戦後66年もの間駅前に建ち続けた中野のシンボルとも呼べる建物です。構造的な老朽化があるため既存建物をそのまま利用した計画は困難ですが、記憶の継承やリノベーションのような手法が再開発としても価値を生み出すような面白い提案もできそうです。